私は日本学生支援機構からの奨学金を利用して大学生活をスタートしました。
私は4年制大学を2年制で中退し、その後3年制の短期大学に入学し直した背景があり
第1種奨学金(無利子)と第2種奨学金(有利子)の2つの奨学金を利用しました。
第1種では月6万円、第2種では月3万円の貸与を受け、総額は400万円弱の金額となりました。
奨学金の利用に関して覚えていることは、大学入学後で何も知らない状態で広い講義室で、なんとなく説明を受け、なんとなくパソコンで入力をした、くらいのもの。
今でこそ奨学金は「借金」であること、基本的に借金には金利があること。
お金を借りるということは、将来返すこと。
お金を借りるということは、未来の時間を前借りしていること。
お金を借りるということは、大変な事だということは理解できるようになりましたが
当時はなんとなくの認識で「まあ、なんとかなるっしょ」程度の考えだったことを覚えています。
私の場合は大学2年と短大3年で、その間を含めた合計6年で400万の借金を作り
25歳からの働き出しの時点でそれを払い始める生活が始まったことになります。
奨学金が400万円ですが
・在学中に原付き24万円をローン購入したり
・中古車24万円が1台、再び中古車50万円が1台購入したり
・3大キャリアでスマホを数回買い替えたり
これも今となって振り返れば謎の支出を多くしていました。
なんだかんだの総額は500万円ほどになります。
借金やローンというものは「なんとかなるっしょ」くらいの認識で利用しないことをおすすめします。
ただ、本当に欲しいもの、計画的な買い物、現状の貯金で対応出来ないものに関しては
自分自身や、家族、恋人と話し合って、納得して出した選択あればよいかと思います。
貯金と同じ様に借金も、ふとしたタイミングで金額が変動します。
はじめは400万円だった借金も、車の購入予定などが発生すれば容易に500万円に膨らんだ私のように。
その時、その瞬間だけの感情でなく、数年先、数十年先をよく考えて計画を立てて準備して置くことが大切だと思います。
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