【3】奨学金返済の基本方針

奨学金の返済を始めるにあたって

自分の所有物の見直しを行いました。

お金を返すためには「返済するためのお金が必要」となります。

ともなれば、「一発起業する」とか「ギャンブルで一発当てる」とか

そういったことが出来れば良いと思いましたが

そもそもそれをするための資金が無かったり、失敗にビビってしまう性分の為、この選択肢はなくなりました。

つまり私には「お金を作る力」というのが皆無であることと向き合わなければなりません。

じゃあどうしようかな?

となれば、「自分が持っている物を売る」「不必要な物を手放す」と足りない脳みそで一生懸命考える訳です。

良い時代に生きているもので長方形の機械を使えば、家にいながら小銭を得ることが出来ます。

私はスマホを使って、フリーマーケットアプリとかオークションサイトに対して自分のものを出品しました。

元々お金を持っている方ではなかったから、自分の持ち物っていうは大したことはないんだけれども。

それでも「とにかく1円でも!」っていうところに意識を持って

リサイクルショップでもそういったネットサイトでも売れるものは全て手放しました。

例えば、バスケをしていた訳でもないのに持っていたバスケットパンツ「通称:バスパン」

読まなくなった教科書「読むことの無かった教科書」

ホコリを被ったゲームボーイアドバンス。

聞かなくなったCD。

見なくなったDVD。

着なくなった服。

とかを、とにかく売り手放したいきました。

正直、店舗までの交通費の方が高かったり

思ったほど金額が張らないとかっていうこともありましたが

「何か少しでも前に進んでいる感覚」

「未来の自分のために、頑張っている感覚」

とかがあった。

10000円は1円玉が、10000枚集まったもの。

きっと、上手にできる人は効率的にスムーズに戦って行くんだろう。

ただ、それが出来ない人間は、出来ないなりに工夫して這いつくばって戦って行くしかないと思います。

ひょっとしたら、格好悪いし、惨めだし、貧乏臭いかもしれませんが

結果、今の私は奨学金の返済を終了しています。

その点は、自分の人生に胸を張ることが出来ます。

形はどうあれ「その時の自分お疲れ様」。

そう言って上げたいです。

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