【1】過去3回の膝前十字靱帯損傷。

私は今までの人生で3回、膝の靱帯損傷と、再建手術を経験しています。

①高校1年生の時の部活動での受傷(左膝前十字靱帯断裂、内側半月板損傷)

②高校2年生の時の部活動での受傷(左膝前十字再建靱帯断裂)

③10年経過後の業務中の受傷(左前十字靱帯断裂、内側/外側半月板損傷)

膝関節は、股関節や骨盤、体幹を経由して上肢、頭部からの重さを受ける関節です。

膝関節は、地面や床から、足部や足関節を通して床から力を受けています。

膝関節は、脛骨(スネの骨)と大腿骨(太ももの骨)という長い骨を繋いでいます。

日常生活や運動を行う中で、関節に対して大きな力が色々な方向に加わる状況に対して、膝関節の受け皿は小さい作りになっています。

つまり構造的に不安定な関節であること考えられます。

その不安定さを補う為に、筋肉、靱帯、関節を包む関節包など色々な組織が安定に寄与しています。

しかしどれだけ安定に関わる組織があっても、歩けば自分の体重を片足で支えることになり、強く踏み込んだり、ジャンプをすれば、体重以上の力が加わることはなんとなく想像できると思います。

膝の靭帯損傷は、サッカーやラグビーなどの「ぶつかるスポーツ」、バスケットやバレーボールなどの「高くジャンプするスポーツ」で怪我をすることが多いと言われています。

その中で、私が今まで経験した靱帯損傷は上記に該当するものと、そうでないものがありました。

「ぶつかる」「高いところから着地する」ときに何が起こっているのか。

それは「膝が捻じれて」いる状況で大きな力が加わることにあります。

「膝が捻じれて、力が加わる」のイメージは

足部と股関節の間で、その内側に膝が位置している状態で大きな力が加わるような感覚です。

また、膝の靱帯は、膝関節が少し曲がった状態だと構造上緊張が緩んだ状態となり

損傷(完全に切れる、部分的に切れる、伸び切る)し易い状態となるようです。

なので必ずしもスポーツ限定した怪我ではなく、条件が整えば誰でも受傷しうる怪我となります。

次回には3回の怪我の状況をまとめようと思います。

私の経験がどこかの誰かのお役に立てたら嬉しいです。

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